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フランス移住が決まってから、意外と悩んだのが「フランスで使うお金はどうしたらよいのか。」という問題でした。
日本で生活しているときは、日本の銀行口座から日本円を使っていれば特に困ることはありません。
しかし、フランスへ移住するとなると、
- 日本の銀行口座はどうする?
- フランスの銀行口座はいつ作る?
- 日本円をユーロにどうやって換える?
- フランスでの家賃や生活費はどう支払う?
- クレジットカードは日本のものを使う?
- 日本からフランスへお金を送るにはどうする?
など、考えることが一気に増えます。
結論からいうと、我が家は日本にいる間にWiseを準備し、日本円をユーロに換えてフランスへ持っていきました。
フランス到着後は、現地の銀行口座をすぐに作らなくても、Wiseのユーロ口座とデビットカードを使って生活をスタート。
特に助かったのが、①渡航前にユーロを準備できたこと、②RIBとして利用できる銀行口座情報を用意できたこと、③フランス到着直後からカードを使えたことです。
この記事では、夫婦+1歳児の3人で実際にフランス移住した我が家が、フランス移住前にどのようにお金を準備し、実際にフランスでどう使っているのかを紹介します。
Contents
フランス移住で「日本の銀行口座をどうする?」問題
まず考えたのが、日本で使っていた銀行口座をどうするかでした。
我が家では、夫婦合わせて以下の銀行口座を持っており、
- SMBC
- 三菱UFJ
- 楽天銀行
- ドコモSMTBネット銀行(旧住信SBIネット銀行)
それぞれの海外居住時の対応について調べました。
海外転出をすると、日本の銀行口座について何らかの手続きが必要になる場合もあります。
そこで実際に銀行へ問い合わせてみたのですが、電話で確認しても担当者によって説明が少し違ったり、海外居住者としてどうするのが正解なのか、いまひとつ分かりにくい印象でした。
このあたりは個々の状況や銀行によっても対応が異なるため、海外転出をする場合は、利用している銀行に事前に確認しておくことをおすすめします。
我が家の場合は、銀行口座を移住生活のメイン口座として使うのではなく、日本円を管理する場所、Wiseへの円の送金用口座として残し、フランスで使うお金についてはWiseを利用するという考え方にしました。
フランスの銀行口座を日本にいる間に作る必要はある?
次に考えたのが、
「フランスの銀行口座を日本にいる間に作っておいた方がいいのでは?」
ということでした。
これは、住宅の契約について事前に調べていたところ、RIBと呼ばれる銀行口座番号とその証明書が必要と分かったからです。
また、アメリカに移住した友人からも、
「現地の口座を作るのが大変そうだったので、日本にいる間に作っておいた。」
という話を聞いたこともあり、なんとか日本にいる間に作れないか。と考えていました。
ただ、これも簡単ではありません。
フランスの銀行口座を開設するには、住所や身分証明など、いくつかの書類が必要になります。
そして我が家の場合、そもそもフランスで住む家がまだ決まっていませんでした。
家探しについては別記事でも詳しく紹介していますが、我が家はフランス到着後に2週間のホテル滞在をし、その間に家を探しました。

つまり、
家が決まっていない
↓
フランスの銀行口座も作りにくい
↓
でも家を借りるためにはRIBが必要
という、いわゆる「鶏と卵」のような状態です。
そこで役に立ったのがWiseでした。
我が家がWiseを選んだ理由

日本にいる段階でいろいろ調べた結果、我が家はWiseを使うことにしました。
一番の理由は、日本にいる間から円→ユーロの換金も安い手数料で簡単にでき、RIBも取得できたことです。
日本円をWiseへ入金し、必要なタイミングでユーロへ両替。
我が家が調べた範囲では、空港などでの両替より有利な条件でユーロを準備できました。
さらに、Wiseにはユーロの口座情報があり、フランスで使うRIBとして利用できるケースがあります。
我が家の場合、Wiseのユーロ口座情報をRIBとして利用できたことが、後々かなり役に立ちました。
実際、フランスで家を契約するときにもRIBとその証明書が必要になりました。
そして家が決まった後、携帯電話やインターネットの契約をするときにもRIBを求められました。
このあたりの経験については、通信の記事でも紹介していますのでご覧ください。
「RIBって家を借りるときだけ必要なんじゃないの?」
と移住前は思っていましたが、実際に生活を始めると、思っていた以上にRIBを求められる場面があります。
Wiseは移住準備の中で最もよかったもののように思いますので、本当におすすめです。
アカウントを作成される場合はこちらからどうぞ。


日本にいる間にWiseでユーロを準備
我が家では、渡航前にWiseを準備しておきました。
日本円をWiseへ入金し、必要な分をユーロへ両替。
フランス到着時には、すでにある程度ユーロを準備した状態にしていました。
これが個人的にはかなり安心感につながりました。
フランスに到着してから、
「まず銀行口座を作らないと」
「でも住所がない」
「お金をどうやって移動させよう」
と考える必要がなかったからです。
もちろん、移住直後には家の契約費用や家具・家電、生活用品など、まとまったお金が必要になります。
そのため、フランスに到着してから必要になるお金を、ある程度日本にいる間に準備しておくことをおすすめします。
我が家は移住前に半年の生活費をWiseに入金し、そのうち半分ほどをユーロに両替しておきました。
Wiseのデビットカードをフランスで使う
我が家では、クレジットカードについても少し悩みました。
日本のクレジットカードをそのまま使う方法もあります。
ただ、海外で日本のカードを使い続けると、為替レートや海外利用時の手数料などが気になります。
一方で、フランスで新しくクレジットカードを作るという方法も考えました。
しかし、移住直後は家探しや生活の立ち上げなど、やることが山ほどあります。
「フランスのクレジットカードについて調べて、申し込んで、審査を受けて……」
というところまで手を広げるのは少し大変でした。
そこで我が家は、Wiseのデビットカードを使うことにしました。
日本のクレジットカードのようにポイントが貯まるわけではありません。
これは正直、少し残念です。
ただ、
日本円をユーロに換える
↓
Wiseにユーロを置いておく
↓
Wiseのデビットカードで支払う
という流れが非常にシンプルでした。
現地での買い物はもちろん、生活費の支払いなどにも使っています。
そして何より、今のところこれで特に困っていません。
それどころか、ほかにも以下のようないい点もありました。
① 個人間の送金が簡単にできる。
こちらで生活していてもWiseを使用している方は多く、友人との割り勘の際にも個人間でQRコードを使った送金ができたり、日本でのPayPayなどのようにちょっとしたお金を送金するのにも便利で役立っています。
② 海外旅行時の両替、支払いにも便利。
先日家族でスイスに訪れたのですが、EUに非加盟なスイスではスイスフランが必要でした。
街中の両替所や他のサービスも調べましたが、Wiseよりも良い両替レートで支払いをできるところはなく、結局フランスでの生活と同様にWiseで日本円をスイスフランに両替しデビットカードですべての支払いを行いました。
今後日本に帰国した後も海外旅行に行く際はこのようにWiseを使うことになると確信した瞬間でもありました。
③ Apple Payへの登録も可能。
地味にうれしいのがデビットカードをApple Payに登録できることです。
これにより普段の買い物の支払いをすべてiPhoneで行うことができるので、買い物の際に財布を出す必要がなくとても助かっています。
フランス移住直後の「お金の不安」を減らせた
フランスに到着して最初の頃は、家探しだけでもかなり大変でした。
そんな中で、
「お金はどうやって使おう?」
「銀行口座を早く作らないといけない?」
という心配までしなくてよかったのは、かなり助かりました。
特に我が家の場合は、Wiseを準備していたことで、
ユーロの準備
RIBの確保
デビットカードによる支払い
を一つにまとめることができました。
もちろん、Wiseだけですべての金融手続きが完結するわけではありません。
フランスで生活していく以上、現地の銀行口座が必要になる場面もあります。
我が家も最終的には現地生活の中で銀行について考えることになりますが、少なくとも**移住直後の「お金の橋渡し役」**としてWiseはかなり便利でした。
フランス移住前にWiseを準備しておいてよかったこと
実際にフランスで生活してみて、Wiseを準備しておいてよかったと感じたのは次の3つです。
日本にいる間にユーロを準備できた
渡航前からユーロを用意しておけたので、到着直後のお金の心配を減らせました。
RIBを用意できた
フランスの銀行口座をまだ持っていない状態でも、Wiseの口座情報を利用することで、我が家はRIB、その証明書が必要な場面を乗り切ることができました。
家の契約だけでなく、その後の通信契約でも本当に役立ちました。
デビットカードとしてそのまま使える
フランスでの普段の買い物にも使えるので、現地生活を始める際に新しいクレジットカードを急いで作る必要がありませんでした。
フランス移住のお金は「全部を現地で準備」しなくてもいい
海外移住というと、
「フランスに着いたらフランスの銀行口座を作って、そこへ日本から送金する」
というイメージがあるかもしれません。
もちろん、それも一つの方法です。
ただ、我が家が実際にやってみて感じたのは、
「移住直後のお金」と「その後の現地生活のお金」を分けて考えてもいい
ということでした。
我が家の場合、
日本にいる間
→ Wiseを準備してユーロを用意
フランス到着直後
→ Wiseの口座・デビットカードを利用
家が決まった後
→ RIBを利用して必要な契約を進める
という流れにしました。
これによって、フランス到着直後から現地の銀行口座がなくても、ある程度スムーズに生活を始めることができました。
番外編|現金の準備は必要?

我が家では、上記の通り銀行口座から換金、支払いまでをすべてWiseで行う計画でしたが、いくらか現金も準備しておくことにしました。
もちろんWiseをつかえば、フランスのATMで必要な分だけ現金を引き下ろせるのですが、あくまで「不安を取り払うためのお守り代わり」として日本で換金して持っていくことにしました。
出発時に空港で換金してもよいのですが、ある程度のまとまったお金を持っていくこともあり、レートの安い外貨宅配サービスを利用しました。
我が家が使用したサービスはこちらの外貨両替マネーバンクです。

当時、TVで自民党の総裁選の投票を見ながら宅配サービスを数社調べ、高市総理になった瞬間に申し込んだことをよく覚えています。
両替した金額は、特にこれといった理由もないのですが1か月生活できる分は両替していました。
結果として、フランスではほとんどの店でカード支払いが可能なので、現金を使う機会はほとんどありません。
マルシェでの買い物や、Leboncoinでの物品の購入程度にしか使っておらず一向に減る機会がありませんが、たまには子供に現金で買い物をするところも見せるようにしています。
まとめ|我が家はWiseを「日本とフランスの橋渡し」に使った
フランス移住前、我が家も「お金をどうするか」はかなり悩みました。
最終的には、
日本の銀行口座
↓
Wise
↓
ユーロを準備
↓
フランスでデビットカードを利用
という方法を選択しました。
特に便利だったのが、日本にいる間からユーロを準備できたことと、RIBを用意できたことです。
フランス到着後は家探しや行政手続き、家具・家電の購入など、とにかくやることがたくさんあります。
そのため、
「フランスに着いてからお金のことを考える」のではなく、日本にいる間にある程度準備しておく
ことをおすすめします。
我が家の場合、Wiseは単なる「海外送金サービス」ではなく、日本からフランスへ移住する際のお金の橋渡し役としてかなり役に立ちました。
今もフランス生活ではWiseのデビットカードを使っていますが、現時点ではこれで特に不自由を感じていません。
※Wiseのサービス内容、手数料、利用条件などは変更される可能性があります。実際に利用する際は最新の情報をご確認ください。



