【実体験】1歳児連れでフランス移住|日本からトゥールーズへ移動した日のこと

1歳の娘を連れて日本からフランスへ向かう家族 フランス移住の準備

フランス移住を決めてから、ビザ、家探し、保険、通信、銀行、荷物の整理……。

出国までにやることを一つずつ終わらせてきました。

そして、ついに迎えた出国の日。

この日は、これまで準備してきたことがすべて終わり、いよいよ家族3人でフランスへ向かう日です。

今回は、1歳の娘を連れて日本からパリ、そしてトゥールーズまで移動したときのことを振り返ります。

空港への移動は車2台で

我が家は空港まで、私たちの車と妻の両親の車の2台で向かいました。

なにしろ、2年間の海外生活ということで荷物がかなり多い。

スーツケースなどを実際に車へ積んでみると、想像していた以上の量で、2台でぎりぎりでした。

そして、空港には私たちの両親も見送りに来てくれました。

ここまで家族みんなで準備してきたことを考えると、「本当に今日、日本を出るんだな」と少しずつ実感が湧いてきます。

空港で最後の荷物チェック

まず心配だったのが、預け入れ荷物の重量です。

海外移住なので、普通の旅行よりも荷物が多い。

チェックインカウンターで重量を測るまでは、少しドキドキしていました。

また、1歳の娘を連れてのフライトということで、子ども用のハーネスも準備していました。

チェックインの際には、そのハーネスが機内で使用できるものか、FAAの承認マークなどを確認してもらいました。

※ハーネスはAmazonなどでFAAの承認のない模倣品も販売されていましたが、実際にチェックされました。安全のためのものなので、正規品を購入することをおすすめします。

チェックイン自体は事前に済ませていたこともあり、比較的スムーズ。

保安検査もそれほど混雑しておらず、1歳児連れということで優先ルートを利用することができました。

小さな子どもを連れての海外移住では、こうしたちょっとした優遇がかなりありがたく感じます。

いよいよ日本を出発

両親に見送ってもらい、いよいよ搭乗。

これまで何度も「フランスに行く」と話していたものの、飛行機に乗った瞬間から少し現実味が増してきました。

家族3人での海外生活が、ここから始まります。

娘にとってはもちろん、私たちにとっても大きな環境の変化。

期待もありましたが、それ以上に「ちゃんと生活できるかな」という不安もありました。

とはいえ、ここまで来たらもう行くしかありません。

パリ・シャルル・ド・ゴール空港に到着、いったんホテルで宿泊

まずは日本からパリへ。

約15時間のフライトを経て、シャルル・ド・ゴール空港に到着したのは夜の19時ごろでした。

ここから乗り継いでトゥールーズまで行くこともできましたが、1歳児を連れての長時間移動。

しかも、シャルル・ド・ゴール空港はとにかく広い。

以前利用したことがあったので、空港内の移動が大変なのは分かっていました。

そこで今回は無理をせず、パリでは空港近くのホテルに一泊することにしました。

これが結果的にはかなり楽でした。

空港ホテルのシャトルバスが分からない

とはいえ、到着してから早速ちょっとした問題が。

空港ホテルまではシャトルバスを利用する予定でした。

事前に乗り場について調べていたので、なんとかそこまではたどり着きました。

しかし、シャトルバスが何台も来るので、

「あのバス、自分たちのホテルのバスかな?」

と少し不安に。

しばらく待っていると、10人乗りくらいのメルセデスのバンがやってきました。

どうやらこれが私たちのホテルのシャトルバス。

無事にホテルまで移動することができました。

このあたりは、初めてシャルル・ド・ゴール空港を利用する人なら、あらかじめホテルのシャトルバスの乗り場を調べておくことをおすすめします。

ホテルに着いたら、もう寝るだけ

ホテルに到着したのは20時すぎ。

もう家族全員かなり疲れていました。

この日は機内持ち込みしていた最低限の荷物だけを持って、翌日のトゥールーズ行きに備えます。

娘もすぐに眠ってくれました。

日本からフランスまでの移動はまだ終わっていませんでしたが、とりあえず一日目を無事に終えられたことにホッとしました。

そして翌朝。

ホテルで朝食をとり、ホテルからはシャトルバスで7時に出発し、再び空港へ向かいます。

ちなみに、朝起きると部屋の照明がすべてつかなくなっていました。

日本ではなかなか考えられないことですが、特にクレームを入れるでもなく、「フランスについたんだな」と実感した出来事でした。

ここで事件発生。娘のぬいぐるみがない

空港へ着くと、あることに気がつきました。

娘のお気に入りのぬいぐるみがない。

娘が大好きで、日本からフランスまで一緒に連れていこうと思っていたぬいぐるみです。

「ホテルの部屋に置いてきた?」

「いや、ホテルを出るところまでは持っていたはず……」

家族で記憶をたどりました。

どうやらホテルの部屋を出るところまでは持っていた記憶があります。

でも、もうトゥールーズ行きの飛行機に乗らなければいけません。

さすがにホテルまで戻るわけにもいかず、泣く泣くそのまま空港へ向かいました。

日本ならホテルに連絡すれば探して送ってくれそうだけど、あのホテルは大丈夫かな……。

そんなことを考えながら、半ばあきらめてトゥールーズ行きの飛行機へ向かいました。

トゥールーズへ

そして、いよいよ最後のフライト。

パリからトゥールーズへ向かいます。

ここまで来ると、「フランスに来た」という実感がかなり強くなってきました。

そして無事にトゥールーズへ到着。

心配していた預け入れ荷物も、すべて無事に到着していました。

日本から大量の荷物を持ってきたので、ここはかなりホッとした瞬間です。

トゥールーズでは意外と荷物を運べた

トゥールーズの空港に着いてからは、スーツケースに加えてベビーカー、さらに荷物を載せるワゴンも使いました。

日本では、見送りに来てくれた家族も含めて大人が4人いたので、荷物を運ぶのはそこまで大変ではありませんでした。

一方、トゥールーズでは家族3人。

「これ、どうやって全部運ぶんだろう?」

と思っていましたが、ベビーカーとワゴンを組み合わせることで、意外となんとかなりました。

小さな子どもを連れての海外移住では、ベビーカーだけでなく、荷物を運べるワゴンがかなり役に立ったと思います。

空港からホテルはUber。子連れで利用する際は要注意

空港からホテルまではUberで配車しました。

荷物も多かったので、XLサイズの車を予約していたのですが、それでも荷物はギリギリでした。

そして私たちが座席に乗ろうとすると、運転手さんが「その子は何歳だ?」と聞いてきました。

2歳と答えると、ブースターシートを渡してくれました。

このときはよく分かっていなかったのですが、後から調べてみると、フランスでは子どもの乗車についてチャイルドシートに関するルールがあります。

今回の運転手さんからも、子どもを乗せる場合はチャイルドシートが必要になることや、Uberではチャイルドシートを用意していないドライバーも多いので、子連れで利用するときは注意したほうがいいと教えてもらいました。

Uberはタクシーと比べて料金が安いことは魅力的ですが、子連れで利用する場合は、チャイルドシートについて事前に確認しておいたほうがよさそうです。

ちなみに、後日タクシーを利用した際は、特に何も言われませんでした。

そして、ぬいぐるみは戻ってきた

トゥールーズに到着してからも、娘のぬいぐるみのことが気になっていました。

そこで、宿泊したホテルにメールで問い合わせてみることに。

最初の返事は、

「見つかりませんでした。」

というものでした。

やっぱり無理だったか……。

そう思っていたのですが、諦めきれず、

「フロントの周辺を探してほしい」

「シャトルバスの乗り場も探してほしい」

と、具体的に確認をお願いしました。

すると、なんと。

「シャトルバスの中にぬいぐるみがあった。」

と連絡がありました。

まさか本当に見つかるとは思っていなかったので、びっくりしました。

ホテルの方には本当に感謝しています。

その後、ホテルにUPSで送ってもらう手配をして、約1週間後。

娘のお気に入りのぬいぐるみは、無事トゥールーズまでやってきました。

日本から一緒に持ってきたはずのぬいぐるみが、少し遅れてフランス生活に合流。

娘には「ぬいぐるみはパリで遊んでいるよ」と言い聞かせていたので、納得していた様子でした。

そして、ぬいぐるみと対面した瞬間。

とてもうれしそうに、

「どこいってたのー」と言い、嬉しさを爆発させていました。

長い長い移動の最後に、ちょっとしたハッピーエンドです。

家族3人のフランス生活が始まった

こうして、

日本 → パリ → トゥールーズ

という長い移動を終え、家族3人のフランス生活が始まりました。

出国前は「準備を終わらせること」に必死でしたが、トゥールーズに到着した瞬間から、今度は「ここで生活を作っていくこと」が始まります。

家探し、携帯電話、生活用品……。

日本では当たり前だったことを、一つずつフランスでやっていくことになります。

ここから先は、いよいよ我が家のフランス生活編。

1歳児を連れての海外生活で最初に困ったことや、実際に暮らし始めて分かったことなどを、リアルな体験として書いていきたいと思います。

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